レコードをMP3にダビングしてたら途中で操作誤ったらしくて三時間損した!
ちなみにシュヒターの第九(季節ものだね)、旧ボロディン弦楽四重奏団のシベリウス「親愛の声」、パスカル弦楽四重奏団のアメリカでした。とりあえずHDプレイヤー(といいつつバックアップHDとしても使っているが)60GBまであと8Gになってきたので、わけわからなくなった音源とか消さないとなあ。でもMP3からの変換がうまくいかないことが多いんですけど東芝さん!音質は満足なんだけどねー。マニアはiPODは使わないのです。sonyがいいそうだけど(音質は好き好きだな)、gigabeatユーザはまだシフトしないでいいかなってかんじ、つーか、ボーナス半分消えたんでもう買えないけどさ。
最近またクラシック脳が活性化しつつある。どうも直接的な歌モノというのは聴きたくなくなる場合がときどきあり、そういうときインスト系に耳が向くんですよね。しみる音楽てのはけっこうアコースティックだったりする。しかしスウィングアウトシスターのアメリカライヴ盤が出てたなんて知らなかったぞ!輸入盤店どうなってんだっ!日本人が支持しなくてどうする!あんなにいい音楽作ってんのになあ。ジャミロクワイも歌はいいけど、あれはどうもアーチストも取り巻きも(スティング同様)あんましいい感じがしない。既に落ち目だけど(そういうときにアーチストは最高の境地にたっするもので)、更に落ちていくのが目に見えてくる。一方、落ち目なんて15年前に味わってるスウィングアウトシスターへの愛着は「インディーズ追っかけ」に似た感覚ももちろんあるけど、性格が音楽に出てるというか、とにかくほっとしていい気持ちになれる。ちょっと哀しくも嬉しいやわらかい夢を見れる。インコグニート追っかけてる人もそういう感じなんだろうな。しかしライブハウス慣れしてない客が多いので私はどっちも浮いてしまうのが辛いな(インコグはブルーノートでやるようになったので(いくとこまでいくとそうなるのだ)行かなくなったけど、最後は整理番号1番で当然スタンディング一番前の真ん中だったぞ、めちゃ巧いねーちゃんと歌いながら見つめて握手ってかんじでした)。スウィングアウトシスターも10年前からもうほぼ一番前の中央近くに陣取るようになったしな。にしてもフォローツアーがほしいとこです、二人で来てくれ(もともとライヴが苦手なメンバーが集まり、特に内省的なキーボードのアンディが来なかったのです、5月)。
かんわゆーだい。
でも、やっぱり夢を失ったときに夢の歌というのはきつかったりして、そういうとき聴くのが美しくない音楽・・・シェーンベルク派だったりするのだ。とくにベルクはしみる。そして何か、救いをもたらしてくれるのだ。これはたぶん、前向き思考の方にはわかんない感覚だろうな。絶望の意味がわかっている人は、ああいう音楽の心境がわかってくれるんじゃないか。本質的に理知的なストラヴィンスキーやショスタコ末期はどうも、わからないけれども。
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